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【歴史小説・時代劇ファン必携】『旧国名でみる日本地図帳 お国アトラス』(平凡社)

umeko
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面白い地図帳を見つけました。
『旧国名でみる日本地図帳 お国アトラス』(平凡社)

A4判、160ページ、オールカラー、大型の旧国名地図本です。

私は歴史小説や時代劇が好きなのですが、旧国名のエリアがピンとこないことがあります。
大好きな信長モノを読んでいるときなどには、城位置や戦場までの経路を確認をしたくなります。
例えば桶狭間の戦いであれば、
清須城、熱田神宮、桶狭間はどれくらいの距離感なのか?知りたくなる
というような具合です。

清須城と桶狭間はどれくらい離れているのか?
桶狭間はどのあたりにあるのか?
現代の地図に照らし合わせると、桶狭間はどこになるのか?

『旧国名でみる日本地図帳 お国アトラス』を開くと、
清州城、熱田神宮、桶狭間の位置が地図で確認できました。
街道沿いで結ばれているということもわかります。
そうすると、「なるほど、馬で疾走すれば近いな!」などと頭の中で具体的なイメージができるんですね。

大河ドラマや時代劇でも、この地図を傍らに置きながら見ることがよくあります。
位置関係や城位置などがわかると、楽しさ倍増します!

『旧国名でみる日本地図帳 お国アトラス』はこのような方にお勧めしたいです。

・歴史や地理に興味がある方
・旧国名や城位置、街道筋を確認しながら、歴史小説・時代劇をよりリアルに楽しみたい方
・大きな字で見やすい旧国名地図帳を見たい方

この地図があれば、疑問がわいたらすぐ参照できて便利ですよ!

それでは早速、ご紹介してまいりましょう。

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『旧国名でみる日本地図帳 お国アトラス』(平凡社)は、歴史がわかる読む大型地図帳

『旧国名でみる日本地図帳 お国アトラス』は、大型の歴史地図帳です。

体裁

A4判(29.7cm)
160ページ
カラー

背幅は約1センチくらいです。

見やすい3つの特色を挙げてみます。

  • 各国が見開きページで掲載されているので、見やすい
  • 本文の紙質がしっかりしていて、めくりやすい
  • 文字が大きめ太めで、老眼世代も見やすい

75の旧国地図で全国を網羅

旧国とは律令制に基づいた行政区分のことです。
この地図は江戸時代の「天保郷帳」に基づいて編集したそうです。

75の旧国地図で全国を網羅していて、旧国境と県境、城、街道、宿駅、寺院、史跡なども掲載されています。

ページの左上には現在の地図で旧国エリアも示してありますので、現在との比較ができます。

現在の東京を『旧国名でみる日本地図帳』で見てみましょう。
旧国は「武蔵国(むさしのくに)」です。

次のように紹介されています。

武蔵国(むさしのくに)

別称 武州(ぶしゅう)
武蔵に含まれる現在の市区町村 東京都23区、さいたま市、横浜市など
国府/国分寺 府中市/国分寺市

現在の東京都全域(伊豆諸島などを除く)、春日部氏の一部などを除く埼玉県、及び神奈川県川崎市と横浜市の大部分を占める。

周辺国と同様、中小の武士団が各地を支配し、平安末期や横山党・児玉党などの武蔵七党(しちとう)が割拠したが、鎌倉幕府が成立すると政権の近隣国として重要視され、北条時宗家が支配する。

戦国時代の後北条家の支配を経て、徳川家康が江戸に幕府を開き政治・経済の中心地となる。

五街道の整備や利根川などの治水事業、武蔵野や多摩川下流などでの新田開発も進み、江戸幕府のお膝元として活発な開発が行われていった。

出典:『旧国名でみる日本地図帳』(平凡社)

徳川幕府によってお江戸は開発されていくわけですが、家康公がお江戸の大開発を行う前もイメージできます。
東京23区は葦の生える湿地帯も多かったんだろうなぁ。
それを家康さんが「どうする?」と大整備して今の大東京につながっていく。
いやあ、歴史って面白いです。

巻末の「市区町村・旧国対照表」で〝自分のお国”がわかる

巻末には、「市区町村・旧国対照表」が掲載されています。

ここで確認すれば、自分の〝お国”がすぐわかりますよ!

例えば、「東京都・千代田区」を見てみます。
旧国名は「武蔵」です。

「神奈川県・川崎市」を見てみます。
するとやはり旧国名は「武蔵」です。
「神奈川県・横浜市」を見ると、「武蔵/相模」となっています。
神奈川県の他の市町は「相模」ですから、現在とは国境が違ったのだとわかります。

このように、現在の都道府県境との違いがわかるのも楽しいです。

まとめ

今回の記事では、「【歴史小説・時代劇ファン必携】『旧国名でみる日本地図帳 お国アトラス』(平凡社)」をご紹介しました。

旧国名がわかると、物語の舞台や登場人物の出身地などが具体的にイメージできるようになり、作品への理解が深まるでしょう。

旧国名を通じて、日本の歴史や地理、文化に対する知識を深めたいという知的好奇心が満たされます。

また、実際に訪れてみたくなることもあります。知的行動を後押ししてくれるでしょう。

今回の記事で紹介しただけでなく、特色はまだたくさんあります。
機会があれば、ぜひ手に取って見ていただけたらと思います。
新しい発見が得られるかもしれません。

今回の記事が、少しでも皆さまのお役に立てばうれしいです。

それではまた、お目にかかりましょう。

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ABOUT ME
Umeko
Umeko
シニアブロガー/編集者
60代でブログをスタート。
人生100年、夢と希望のワクワクシニアを目指して活動中!
ブログを書いて、「お金」も「幸せ」も増やす情報を現在進行形でお伝えします。

【経歴】新卒でアパレル営業職/業界新聞社勤務/出版社で書籍企画と編集/ただいまデジタル学習中。趣味はゆるマラソンと山歩き。

NHK『ニュースきん5時』の「シニアが主人公のマンガが人気」特集で紹介されました。
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