【2025スケジュール帳どれにする?】目標達成したい人におススメ 『行動科学のビジネス手帳2025』(石田淳監修)
こんにちは。シニア女子、Umekoです。
出版関係で30年以上、企画編集者として働いてきました。
60歳でブログをスタート。
好きなことをしながら自由に生きる方法を探索中の、シニアネクストです。
はやいもので、2025年のスケジュール帳が続々と発売になっています。
皆さんは、来年の手帳を決めていますか?
私のおススメ手帳『行動科学のビジネス手帳 2025』(監修/石田淳 ウィルPMインターナショナル、永岡書店)を紹介します。
新年に新しい目標をつくったのに、徐々にモチベーションが下がってきて「まあ、いいか」となることは多いですよね。
- モチベーションが下がり気味
- 成果が挙がらない
- やることが多すぎてできない
けれど、
『行動科学のビジネス手帳』を活用すれば、
目標に近づける!
今回の記事では、「目標達成に役立つ『行動科学のビジネス手帳』活用法」を、6年め愛用者の私が紹介します。
今回の記事は、次のようにお考えの方のお役にたつと思います。
- 目標を達成したい
- 後回しを減らしたい
- ムダな時間を減らしたい
それでは、まいりましょう。
『行動科学のビジネス手帳』とは?
『行動科学のビジネス手帳』の特長とは?
行動科学マネジメントに基づいた「目標 行動 改善」を実践しやすいように編集されているのが、『行動科学のビジネス手帳』です。
『行動科学のビジネス手帳』の特長は以下があります。
- 目標を行動予定に落とし込んで達成しやすい
- 全ページ方眼レイアウトで細かな文字でも書き込みやすい
- 180度開く製本なので使いやすい
【体裁】
判型 A5
ページ数 224ページ
ビニールカバー付き
*スピン(栞ひも)2本付き
私は、仕事ではもちろん、
- マラソン大会に出るとき
- 山歩きを計画するとき
- 仲間との記念旅行を計画するとき
などの趣味にも活用して、やりたいことの実現を助けてもらっています。
『行動科学のビジネス手帳2025』の中身を紹介!
「行動科学のビジネス手帳 2025」バーチカル、ブラックが届きました。
2024年11月から2026年1月まで使えるようになっているので、年をまたいだ予定も記入しいやすいです。
帯をはずしてみます。
高級感のあるカバーなので、ホテルのラウンジなどでビジネスの打ち合わせをするときに開いても場違いになりませんから安心です。
冒頭には2025年と2026年の2年カレンダー、祝日一覧が掲載されています。
「年間目標」とそれをプルダウンして記入する「月間目標」の見開きページが、privateとworkで用意されています。
次に、年間を俯瞰しながらプランニングしやすい「年間スケジュール」の見開きページがあります。
「月間プラン」も見開きで俯瞰しやすくなっています。
「週間プラン」も1週間見開きで、見やすく使いやすくなっています。
7時から21時までのメモリがついています。
スペースがあるので、24時までカスタマイズもできます。
180度しっかり開く造本なので、ページを開いたままデスクに置いてチェックしたり書き込んだりがしやすいのも使いやすいポイントです!
『行動科学のビジネス手帳2025』はこんなふうに書き込める
『行動科学のビジネス手帳』 には、年間目標や月間目標、行動計画、達成確認などが記入しやすい工夫が、随所にあります。
「月間スケジュール」には「目標」、行動の「振り返り」や「改善」の記入スペースがあります。
全ページ方眼レイアウトなので、●▲×でチェックしやすいです。
スピン(栞ひも)が2本ついているので、今日のページ、使用頻度の高いページが開きやすいです。
私は毎年、自分でもう1本、スピンを追加してカスタマイズしています。
バーチカル式、レフト式、それぞれの使いやすさがあるかと思います。
お好きなタイプを使ってみてください。
『行動科学のビジネス手帳』は「バーチカル式」と「レフト式」の2種類がある
『行動科学のビジネス手帳(2025年版)』(定価:2,420円税込)には、「バーチカル式」と「レフト式」の2種類があります。
バーチカル式(カバーはブラック・ネイビーの2種類)
1週間の予定が縦で見開きになっています。
バーチカル式ブラックの見返しは、薄いグレーです。
バーチカル式ブラックの見返しは、薄い若草色です。
レフト式(カバーはネイビーの1種類)
向かって左ページが週間スケジュール、右ページはフリーメモになっています。
レフト式には「プロジェクト管理に役立つマネジメントシート」のページが用意されています。その分、巻末のメモページがバーチカル式より少なくなっています。
レフト式ネイビーの見返しは、薄いグレーブルーのような色です。
バーチカル式、レフト式、それぞれの使いやすさがあるかと思います。
お好きなタイプを使ってみてください。
『行動科学のビジネス手帳』を使って目標を達成する4つのコツとは?
『行動科学のビジネス手帳』を使って、目標達成しやすくする4つのポイントを紹介しましょう。
「年間目標」と「月間目標」に記入する
『行動科学のビジネス手帳』には「年間目標」と「月間目標」のページが用意されています。
それぞれ、「private」と「work」の2種類があります。
記入例としては、次のような使い方があります。
「年間目標」
年間の目標を箇条書きにする。
記入するときは、「行動科学マネジメント」のルールに沿って、目標と期限を数値化する。
「月間目標」
「年間目標」に記入した目標を達成するために必要な「行動」を「月間目標」に記入する。
皆さんもご自分のやり方で使ってみてくださいね。
「月間スケジュール」に行動計画を記入する
『行動科学のビジネス手帳』の「月間スケジュール」には、月単位の目標欄、月間スケジュール、月単位の改善欄が用意されています。
記入例としては、次のような使い方があります。
「月単位の目標欄」
目標欄には、「年間目標」と「月間目標」で掲げた目標を記入します。
「月間スケジュール欄」
その月の目標達成のために必要な「行動」を「月間スケジュール」に記入します。
「月単位の改善欄」
右下に改善欄が用意されています。
気づいたこと、増やすべき行動、減らすべき行動などをメモして、改善に役立てます。
行動結果は●▲×などでチェックして、数値化すると達成率が客観的にわかります。
達成率を上げるゲームだと思って、ワクワク取り組んでみてください!
「週間スケジュール」には年間目標を「週単位」「日単位」にブレイクダウンする
『行動科学のビジネス手帳』の「週間スケジュール」には、「週の目標欄」、「日単位の目標欄」、「日単位の行動欄」、「日単位の改善欄」が用意されています。
記入例としては、次のような使い方があります。
「週の目標欄」
年間目標で掲げた目標と行動計画を週単位にして記入します。
「日単位の目標欄」
日単位には、「週の目標欄」からブレイクダウンした目標と行動を、目標欄、行動欄に記入。
下段の改善欄には、振り返りや、「ピンポイント行動」を記入できる。
「小さなゴール」をクリアしながら目標を達成する
「行動科学マネジメント」で提唱する方法のひとつに、「スモールゴール」という考え方があります。
「目標設定において大切なことは、
『ラストゴール』と『スモールゴール』を設定すること」
「ラストゴール」とは、最終目標です。
「スモールゴール」は中間目標です。
初めから高い目標を掲げると挫折してしまうので、
「スモールゴール」のハードルは
できるだけ低く設定するほうがいいそうです。
石田淳氏は、コンサルタントやご著書執筆、会社経営をしながら
サハラ砂漠マラソンやアカタマ砂漠マラソンなどの
過酷な冒険に挑戦されていることでも有名です。
世界各地のウルトラマラソンを完走されてきた石田淳先生も、
「最初は『まず家の周りを毎日散歩する』」(『図解・うまくなる技術』石田淳著、まる出版)という小さな目標から始めたそうです。
「スモールゴール」の達成を続けていくと、
目標につながる行動が楽しくなり、
自然とできるようになります。
私は目標達成のためのタスクを週間スケジュールに記入して、完了するごとに花丸シール やハートシール を貼っています。
手帳にハートやお花のシールが増えていくと、ちょっとワクワク嬉しいです。
小さなことですが、モチベーション維持につながります。
おすすめです。
「行動科学マネジメント」を理解して使うと成果を出しやすくなる
『行動科学のビジネス手帳』のベースとなっている「行動科学マネジメント」についてもご紹介しておきましょう。
皆さんは、「行動科学マネジメント」をご存知でしょうか。
「行動科学マネジメント」とは、発祥国アメリカで絶大な成果を挙げているマネジメント手法を、石田淳氏が独自の手法でアレンジして、日本人に最適な形で確立したものです。
多くの組織に導入され、企業経営者や現場リーダーなどから絶大な支持を集めています。
個人で活用して夢や目標を実現し、「人生が変わった!」という人たちが続出しています。
石田淳氏・オフィシャルサイト
https://jun-ishida.com/
「行動科学マネジメント」の最大の特徴、それは
「すべての結果は行動の集積である」
という考え方です。
もし目標が達成できないのであれば、「根性」ではなく「行動」を変えればいいだけ。
結果を変えるには、行動を変えるしかない
目標を達成しようとするとき、「やる気」や意志の力でなんとかしようとしがちですよね。
でもそうすると、怠け心に勝てないときもあります。
感情とは関係なく、決めた「行動」を粛々と実行する。
それができる仕組みを作る。
石田淳氏の著作を読んで、このとてもシンプルな考え方を知ったとき、私も「なるほど!」「できそう!」と思いました。
実際に「行動科学マネジメント」の考え方を仕事にも日常にも取り入れています。
感情とは関係なく動くことができるので、シンプルに、いろいろなことがはかどるようになりました。
おすすめです。
「行動科学マネジメント」を活用すれば、無理なく目標達成しやすくなる
「目標」 「行動」 「改善」サイクルを回す
「行動科学マネジメント」で提唱されている目標を達成する方法は、
「目標」 「行動」 「改善」
このサイクルを回すことです。
このサイクルをコツコツ回すことで、成果がアップしていきます。
目標達成サイクルを回すポイント
「サイクルを回す方法は知ってるよ」と、おっしゃる方も多いでしょう。
けれど、「行動科学マネジメント」で提唱している方法は、ちょっとした違いがあります。
「目標」 「行動」 「改善」に、「行動に焦点を絞る」という行動科学マネジメントの考え方を取り入れてみてください。
ここが最大のポイントです。
実際にやってみると、「目標」 「行動」 「改善」が回りやすくなり、目標達成スピードがアップすることを実感できると思います。
ところで、行動科学マネジメントの「行動」という言葉の使い方は少し独特。
慣れないときは、わかりづらい場合もあるかと思います。
「行動科学マネジメント」の本では、「ペットボトルの水を飲む」ということを例に挙げて「行動」が説明されています。
「ペットボトルの水を飲む」という行動を10コの「プロセス」に分解してみます。
『図解 うまくなる技術 行動科学を使った自己成長の教科書』(石田淳/まる出版)
- ペットボトルを片手でつかむ
- もう一方の手をフタの部分に近づける
- フタをつかむ
- フタをひねる
- フタを開ける
- つかんだ手を口に近づける
- 飲み口を唇にあてる
- ペットボトルのお尻を持ち上げる
- 水を口の中に流し込む
- 水を飲み込む
1つの「行動」だと思っていることが、じつは細かな「行動」の積み重ねで形成されていることがわかると思います。
さらに、石田淳氏は本の中で次のように解説しています。
このノウハウのポイントはたったふたつです。
1 ある行動を増やす。
2 ある行動を減らす。
このふたつを行なうことで、目標は必ず達成できます。
成果の出る「行動」を増やし、成果につながらない「行動」を減らせばいいだけ。
そこにやる気や意志は関係ない。
怠け心があるときでも、その気分は脇に置いておき、「行動」すればいいだけ。
このルールで行えば、気持ちがとってもラクですよ。
「行動科学マネジメント」で「目標」 「行動」 「改善」サイクルを上手に回すコツとは?
『行動科学のビジネス手帳』には、行動科学マネジメントのメソッドが盛り込まれています。「目標」 「行動」 「改善」を上手に回すコツを紹介しましょう。
コツ 「目標」は具体的に設定する
まず第1に、目標設定です。
行動科学マネジメントでは、「目標」を具体的にするのがルールです。
そのために有効なのが、「目標と期限を数値化」することです。
- 「いつまでに」という日時を決める(締切りの数字化)
- 「そのとき自分がどうなっているか」という状態を数字で決める(目標の数値化)
「英語ができるようになる」は具体的なようですが、あいまいです。
いつまでに、どれくらいできるようになるのかを、数字を入れて目標設定してみます。
たとえば、「12月10日のTOEIC試験で700点以上とる」と書いたら、目標が具体的になります。
客観的に目標と締め切りを決めれば、
- 達成できたかどうかが明確
- 「自分の現状」と「目標」のギャップも明確
- 何をどう改善すればいいのかという対策が立てられる
目標を達成させるには、数字で客観的に設定することです。
ぜひ、やってみてください。
コツ 気分に関係なく「行動」する
目標達成までに必要な「行動」を書き出して実行していきます。
思いつく限り書き出します。
私はTo doリストをつくる要領でやっています。すると、目標に至るまでに必要な「行動」がわかります。
その「行動」を着々と実行していけば、自ずと成果につながる、というわけです。
「行動」を大雑把に抽出することもできますし、細かく抽出することもできます。
達成したい事がらや、自分のレベルによって、精度のコントロールも可能です。
このとき、「行動開始する時間も設定」するといいと、石田淳氏は著書で読者にアドバイスしています。
行動開始時間のルールを決めてしまうと、やる気に頼らずに済みます。
また、いちいち「いつから始めようかな」と考えたり迷ったりする必要がないので、精神的にもとても楽になります。
ぜひ、取り入れてみてください。
迷ったり、悩んだりが人生から減りますよ。
おすすめです。
コツ 振り返って「改善」する
成果を挙げるためには、「行動」して気づいたことを振り返り、改善します。
以下を書き出してみます。
- うまくできたこと
- 改善したいこと
- どうすればよくなるのか
すると、目標を達成するために、「増やす行動」と「減らす行動」が見えてくるでしょう。
成果につながる「増やす行動」の見つけ方とは?
うまくできたことがあったら、それに直結している「行動」がないかを観察してみます。
もし、見つかれば増やしていきます。
成果につながる行動のことを、行動科学では「ピンポイント行動」といいます。
ピンポイント行動とは、「成果に直結する重要な行動」のことです。
これを見つけると、行動の効率が上がり、目標達成のスピードが飛躍的に高まります。
(中略)
ピンポイント行動は、わかりやすく派手なものとは限りません。
「1日1回メールでお客様に役立つ情報を送るようにした」など、地道で何気ない行動であることも多いです。
このピンポイント行動を見つけて増やすことが、目標達成スピードをアップさせるコツです。
「減らすべき行動」の見つけ方とは?
「行動」を振り返って成果を妨げる「行動」がないか、観察してみます。
もし見つけたら、それを減らすようにしていきます。
「予定通りになかなか作業が進まない」ということがある場合、
自分の「行動」で考えてみるとその原因が見えてきます。
一日の行動を書き出してみると、阻害要因が見つかるかもしれません。
・ついついテレビを見てしまう
・コーヒータイム、おやつタイムの頻度が多い
そのようなときは、
「コーヒー&おやつタイムの時間と回数を決める」
「テレビリモコンは手の届かない場所に置く」
など、減らしたい行動ができないようにしてみるわけです。
成果に結びつく「行動」を増やし、成果を阻害する「行動」を減らす。
改善を行いながら、「目標」 「行動」 「改善」のサイクルを回していきます。
『行動科学のビジネス手帳』を使って目標達成!|ユーザーの感想を紹介!
『行動科学のビジネス手帳』の使い方は、人それぞれです。
この記事の最後に、『行動科学のビジネス手帳』愛用者の使い方をご紹介します。
クリエイターDさん(男性、50代)
実際に、『行動科学のビジネス手帳』を活用しているクリエイターのDさん(男性、50代)に、使い方を伺ってみました。
Umeko:
『行動科学のビジネス手帳』のどのような点が気に入っていますか?
Dさん:
私はバーチカル式を使っています。
イヤリー、マンスリー、ウィークリーで目標がブレイクダウンしやすい点がとても、気に入っているところです。
Umeko:
『行動科学のビジネス手帳』の使いやすさはどうですか?
Dさん:
全ページ方眼レイアウトなのは、使いやすさの秘密だと思います。
文字も絵も書きやすいんですよね。
Umeko:
『行動科学のビジネス手帳』で、仕事とプライベートでの使い分けはどのようにしていますか?
Dさん:
仕事、ランニング、家族行事などすべて『行動科学のビジネス手帳』1冊で管理しています。
それぞれの予定を、3色ボールペンを使ってわけています。
ランニングの練習予定を管理するのには、使いやすいと思っています。
「月間スケジュール」の左側の目標のところに「今月は50キロ走る」など目標を書いておきます。それを、各日程に振り分けて、予定を記入しておきます。
プライベートでもお仕事でも、とてもご多忙なのに、いつも楽しそうなDさん。
笑顔のウラにはスッキリした行動管理があるんだな、と感じました!
私もこれからも、『行動科学のビジネス手帳』を使って、ビジネスでも趣味のマラソンでも、楽しみながら目標達成していきたいと思っています。
皆さんもぜひ、活用されてみてください!
まとめ
今回の記事では、「『行動科学のビジネス手帳』を使って目標達成する方法」をお伝えしました。
最後にもう一度、「行動科学のビジネス手帳」を使って目標達成するポイントをまとめておきます。
- 「目標」は数字を入れて具体的に設定する
- 気分には関係なく必要な「行動」をする
- 振り返って「改善」する
今回の記事が、少しでも皆さまのお役に立てばうれしいです。
それではまた、お目にかかりましょう。
資料参考文献
Ishida Jun Web https://jun-ishida.com/
『行動科学のビジネス手帳2025(見開き1週間 バーチカル)』(監修/石田淳 ウィルPMインターナショナル/永岡書店)
『いつまでたっても動けないあなたが「すぐやる人」に変わる100の言葉』(石田淳/永岡書店)
『図解 うまくなる技術 行動科学を使った自己成長の教科書』(石田淳/まる出版)
『短期間で組織が変わる行動科学マネジメント』(石田淳/ダイヤモンド社)
『「続ける」技術』(石田淳/フォレスト出版)
『まんがで身につく 続ける技術』(石田淳/あさ出版)
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