【シニア副業】定年世代になってブログを始める「3つの理由」
こんにちは、Umekoです。
デジタルにはちょっと疎い60歳の私ですが、
ブログをスタートしました。
定年世代になった今、なぜブログを始めたのか?
その理由をお伝えしたいと思います。
定年以降の「収入減少」が不安になった
定年世代になると、収入の変化が気になります。
これからの働き方について、考えることも増えてきます。
・定年後は再雇用でいいかな
・定年後からでも、再就職はできるのだろうか?
・65歳からは年金だけでは足りなそう
いろいろと心配になります。
そこでまずは、定年後の働き方と収入の変化を考えてみたいと思います。
定年後の「再雇用」では、9割以上の人が年収減となっている
定年後は「再雇用」を選択する人が多いと思います。
実際、じつに9割近くの会社員が再雇用を選んでいます。
私のまわりでも、定年後には再雇用を選択する知人・友人が多いです。
再雇用であれば、仕事を探す手間もかかりません。
それまで培ってきたスキルやノウハウも生かせるでしょう。
職場や勤務地などの環境も、変えなくてすみます。
従業員21人~300人の中小企業と、301人以上の大企業からの報告に基づいた
「令和3年 高年齢者雇用状況等報告」(厚生労働省)の集計結果によると、
過去1年間に60歳定年企業で定年を迎えた人の動向は以下のようになっています。
<60歳定年企業における定年到達者の動向>
・継続雇用者 86.8%
・継続雇用を希望しない定年退職者 13.0%
・継続雇用を希望したが継続雇用されなかった者 0.2%
「令和3年 高年齢者雇用状況等報告」(厚生労働省、令和4年6月1日)(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26246.html)
継続雇用を希望しなかった人の中には、賃金を理由としている人も含まれます。
ですから、大多数が再雇用を選んでいるといっていいでしょう。
とはいえ、再雇用では給与が減少する場合がほとんどです。
60歳で定年した継続雇用者の61歳時点での年間賃金は、
「平均的な水準の人で、収入は60歳を境に4分の3ほどに減少」しています。
(参照:「高年齢者の雇用に関する調査」(独立行政法人 労働政策研究・研修機構、2020年3月)
55歳前後で、役職定年となる人もいるでしょう。
役職定年では「全体の9割以上の人が年収減」「全体の4割の人が年収50%未満」という報告があります。
(参照:「50代・60代の働き方に関する調査 報告書」公益財団法人ダイヤ高齢社会研究財団 2018年7月)
つまり定年後に再雇用を選択すると、収入はほぼ減少することになりそうです。
60歳以降の再就職では「職種転換」や「非正社員」が増える
・定年後はもう、同じ職場にいたくない
・同じ仕事で、収入激減は納得できない
・新天地でもう一花咲かせたい
このような思いで、「再就職」を希望する人もいます。
ご存知のように、日本の労働力は高齢化しています。
企業規模にかかわらず、60歳以降も働く人は増加傾向です。
「日本は人手不足なんだから、60歳以降でもすぐに再就職できるでしょ?」
私はこのようにお気楽に考えていました。
そこで、実際にハローワークや転職サイトで調べてみました。
すると、自分の推測とは異なり、60歳からの再就職では職種や仕事内容が限られてくることが見えてきました。
60歳~64歳の正社員の中途採用では、金融・保険業、運輸業、サービス業、建設業などにみられます。
そして、60歳を境にして正社員から非正社員に移行していくという実状も見受けられます。
「前職での経験を生かしたい」
こう思いつつも、実際には事務職、介護・保育、管理員など、求人の多い職種に転換を図らざるをえない人が多いようなのです。
運よく再就職できたとしても、新しい職場にすんなり馴染めるとも限りません。
60歳からの再就職は、働き盛りの転職とは異なる視点が必要となるでしょう。
そして、65歳から以降は、いよいよ年金受給が始まります。
年金は支給開始時期や扶養家族の状況により、支給額が変わってきます。
年金の受け取り方や、受給額を把握しておくことが大切です。
このように、定年退職後は収入と働き方に変化が生じます。
人生100年時代。
再雇用、再就職、年金受給だけでは不足かもしれません。
・資産を切り崩して、寿命が尽きる前に残高ゼロになったらどうしよう……。
・働けない年になって、一文無しになったらどうしよう……。
これが、モヤモヤ不安の大元だと思えました。
・労働収入だけでは、先細りしかないな
・年金だけでは、足りないし
・プラスアルファで稼げる方法はないのか?
こう考えていたとき、
「そうだ、ブログだ!」とひらめきました。
ブログ挑戦を決めたら、不安が消えた!
・何歳まで働き続けるのか?
・複数の収入源をつくりたい
・これから先の夢や目標がほしい
リスクは背負いたくない。
ーーけれど、新しい収入源がほしい。
「70歳現役」ってどうなの?
ーー働くだけで人生が終わってしまいそう。もっと、自由に生きたい。
このまま、朽ち果てていくのはイヤだ。
ーー定年世代だって、新しい夢や目標がほしい。
とにかく、「このままでは先細りだ」という気持ちがありました。
そんな、ある日のことです。
帰宅途中に、大きめ書店のビジネス書コーナーに立ち寄りました。
すると、ブログ本の陳列コーナーが、ぴかーっと光っているように見えました。
「収益0円から大逆転!」
「安定的に月10万円!」
「ブログが資産になる!」
勢いあるコピーが並んでいます。
驚くことに、億単位の収益を上げている人もいるようなのです。
何冊かを購入して、すぐに読みました。
どの本の著者も若い人たちで、今の時代らしく生きています。
みな、ブログ運営で実力を発揮して才能を開花させ、収益を生み出していました。
どの本にもブログで人生を変えた体験がつづられていました。
自信と喜びが満ちあふれているように思えました。
今は、デジタル時代です。
スマホ一台でも、仕事のつくれる時代です。
それなのに、これまでと同じ働き方をしていては、昭和の化石のような気がしてきます。
私も、そっちの世界に行きたい。
そう、思いました。
よし、私もブログをやろう
シニアだって、ブログで人生激変だ!
こう決めたらワクワクしてきて、不安は消えてしまいました。
60歳からブログを始める「3つの理由」
シニアの私がブログを始める理由は3つあります。
「副収入」につなげたい
初期費用がほとんどかからない
マイペースで自由に活動できる
それでは、「3つの理由」を順番にお話ししていきます。
理由① 「副収入」につなげたい
最も大きな理由は「副収入」が見込めるということです。
なぜ、ブログでお金を稼げるのか?
それは、ブログから広告収入を得られる仕組みがあるからです。
広告の収入源は、主に2つあります。
・クリック報酬型広告
・成果報酬型広告
ひとつは、クリック報酬型広告です。
ブログを見てくれた人がクリックするだけで、報酬が発生する仕組みです。
代表的なのはGoogleのアドセンスです。
もうひとつは、成果報酬型(アフェリエイト)広告というものです。
ブログに掲載した広告を通じて読者が商品を買ったり、資料を請求したり、会員登録をしたりという、「成果」に対して「報酬」が得られる仕組みです。
ASP(アプリケーションサービスプロバイダ)というインターネット広告の代理店に登録して、広告案件を仲介してもらうのが一般的です。業界最大級のASPは、A8.netです。
A8.netの公式ページはコチラです。
成果報酬型(アフェリエイト)のインターネット広告を自分のブログやサイトに掲載して、収入を得る人をアフェリエイターといいます。
アフェリエイターがいくらくらいの収入を得ているのか、気になるので調べてみました。
アフィリエイトマーケティング協会が発表している、「アフィリエイト・プログラムに関する意識調査2022年」(https://affiliate-marketing.jp/invest/#invest2022)を見てみましょう。
ひと月のアフェリエイト収入は、0~5,000円未満が58.5%と半数以上を占めているものの、50~100万円未満は3.3%、100万円以上の収入を得ている人が6.5%います。
「業界規模は拡大しているところからすると、一部のアフェリエイターによる寡占が進んでいると推測される」と分析しています。
同調査では、「経験年数が長いほど収入が多い」という相関関係も報告しています。
ひと月に「100万円以上稼いでいる人」の経験年数は、5年~10年が最も多く37.9%、次に10年以上の20.4%となっています。2年未満の割合は、8.8%と報告されています。
たとえば、学生時代でのクラスでイメージしてみましょう。
ひとクラス40人くらいだとします。
・クラスの半数以上は5000円未満。
・クラスの2~3人がダントツで100万円以上稼いでいる。
・10万円~100万円未満を稼いでいる人がポツポツいる。
このような割合ということですね。
ブログで収益を上げている人の本やブログなどを見ると、みな一様に次のように話しています。
「最初から成果が得られるわけではない」
「コツコツと継続することが重要」
「ある時期を境に収益がふえる」
つまり、
ダントツの2~3人の一人に仲間入りするためには、「まずは継続」です。
そして、途中で投げ出さず、コツコツと改善を積み重ねることが必要だということです。
このような状況から分析すると、初心者はクリック報酬型広告と成果報酬型(アフェリエイト)広告を組み合わせて、少しずつ収入につなげながら継続、軌道にのせていく道を探るのがよさそうだとわかりました。
ちなみに、「ブログ初心者に【A8ネット】をおススメする『3つの理由』」は別の記事で紹介していますので、こちらも参考にしてください。
アフェリエイトブログを学べるコンテンツを会員向けに無料で提供してくれているので、ブログ界隈の用語や何をすべきかわからないブログ初心者の入門としておススメです。
理由② 初期費用がほとんどかからない
ブログを始めるためには大きくわけて、2つの方法があります。
・ブログサービスを使って始める
・Wordpress(ワードプレス)を使ってブログをつくる
ブログサービスを使えば、無料でもブログができます。
デザインも選べばいいだけなので、簡単に始められそうです。
「はてなブログ」や「Amebaブログ」「楽天ブログ」「note」などが有名ですね。
しかし、デメリットもあります。
多くのブログサービスでは成果報酬型(アフェリエイト)広告を掲載できないために、副収入を得るには向いていないということです。
ただし、「はてなブログ」の有料プランであれば、独自ドメイン、アフェリエイト利用もOKということなので、機能の幅も広いようです。
実際にブログで収益を上げている人たちの話を本で読んだり、ネットや映像、セミナーで聞くと、一様に同じことをおっしゃいます。
「ブログ収益化を目指すなら、Wordpress一択」
先ほどの、「アフィリエイト・プログラムに関する意識調査2022年」を見ても、
アフェリエイターが利用している作成ツールはWordpressが全体の74.0%と報告されており、圧倒的に多くなっています。
成功するためには、成功している人のマネをするのが近道です。
そこで私も、成功者にならってWordpressでブログをつくることにしました。
ここで、WordPress(ワードプレス)ってなに? と思う方もいるでしょう。
Wordというと、マイクロソフトの文書作成ソフトを思い浮かべる人もいるかと思います。しかし、そうではありません。
ブログやサイトなど、様々なWEBサイトを作ることができるオープンソースのシステムです。
オープンソースなので、無償で一般公開されていていますから、誰でも使うことができます。
全世界のWEBサイトの4割以上がWordpressで運営されているともいわれています。
ブログサービスを使うと、サービスが終了したりすると、自分のブログもなくなってしまう危険がありますが、WordPressではそういう心配はありません。広告も自由に掲載できます。
ただし、WordPressでブログを始めるには、レンタルサーバーと契約してドメインの取得が必要となります。これらで月に1,000円前後の費用がかかります。
レンタルサーバーとは専門業者からサーバーを借りることです。
サーバーとは、例えて言えば、ブログの文章やアイキャッチ画像を保管したり、「公開」するように指示すれば公開してくれるものです。
ドメインとはURLの一部のことです。
https://www.●●●.com
このようなアドレスをURLといいますよね。インターネット上の場所を示すものです。
上記のようなURLの●●●部分を、自分が決めた文字列にしたものを独自ドメインといいます。
独自ドメインのメリットはいろいろありますが、ブログを続けていると、サーバーを変えたいということも起こるかもしれません。
そのようなとき、独自ドメインであればURLを変えないで別のサーバーに引っ越すこともできます。
独自ドメインでつくったブログは自分の資産になっていきます。実際に、個人ブログやサイトの売買もおこなわれています。
一方、ブログサービスを使うと、ほとんどの場合は独自ドメインとはなりません。
たとえばアメブロでのURLは「https://ameblo.jp/●●●●/」というようになります。
●●●●は自分の好きな文字列にできますが、「ameblo.jp/」は共通となります。
ほかに、テーマといわれるWordpressのテンプレートを購入する場合は、その費用も必要です。相場としては1~2万円が多いようです。
私の場合は、レンタルサーバー契約料(3年分)、独自ドメイン取得、テーマ購入の合計で初期費用は5万円ほどがかかりました。
レンタルサーバー代は月額計算すると990円となりますので、ランチ1回分くらいです。
ですから、初期費用はほとんどかからないレベルだと考えてよいのではないでしょうか。
理由③ マイペースで自由に活動できる
定年世代となり、こんな自分の気持ちにも気づきました。
・もう何かを我慢するのはイヤだ
・自分らしくありたい
・もっと創造的に生きたい
人生の残り時間が少なくなり、カウントダウンが始まっているのです。
今から30年後は90歳。あっという間です。
今から30年前は30歳。つい、最近のことのような気がします。
だからもう、ムダな時間を過ごしたくない。
働き盛りの年代は、家族や生活のために我慢することもたくさんあったでしょう。
けれど、人生の後半に向かうこれからは、自分の人生の充実を優先して考えても許されると思います。
・満員電車での通勤
・急いで食べる大行列のランチ
・組織の不条理なしきたりや、苦手な人間関係
これらは、私の人生を幸せにしてくれる要素ではありません。
今の自分にとって、価値を感じないものは断捨離です。
定年世代になったのだから、もっと自由に生きていい。
私の考える自由とは、自分のことは自分で決められる決定権のことです。
ブログ活動には「決定権はすべて自分」という清々しさがあります。
・在宅でできる
・時間のコントロールができる
・どれだけがんばるか、がんばらないかも自分次第
ブログ活動は「メディア編集長」であり、「ひとり社長」であるともいえます。
こう考えると、わくわくしてきませんか?
まとめ
定年世代の我々は、インターネットも普及していなかった昭和の時代に社会人になり、昭和、平成、令和の時代を働いてきました。
変化のはやい今の時代、かつてのスキルは通用しません。
新しいやり方を、デジタル世代の若い人から教えてもらうことのほうが多いです。
まわりから「もう古い」「そんなの役立たない」と判断されているかもしれない経験も、ブログに書くと、案外と必要としてくれる人もいたりします。
自分の経験が、誰かの役に立つかもしれない。
こう考えると、元気が出てきます。
ブログ運営をしても、必ず収入につながるとは限りません。
けれども、新しい可能性の道が開ける予感がします。
多くの副収入が得られなくても、プラスアルファのおこづかいが得られるかもしれない。
それだけでも、気分が明るくなります。
もしも、大きく稼げたら儲けものです!
やってみてダメだったら、やめればいいだけです。
ブログをスタートするためには学ぶことが満載で、ちょっとずつしか進みません。
はっきり言って、時間がかかります。
けれど、それがまた楽しいのです。
一つひとつの関門をクリアするごとに視界がどんどん良好になっていく!
そんな達成感があります。
先日は、同世代ブロガー香奈枝さんが運営しているブログ「OSSライセンス初歩の初歩」でシニアブロガーの事例としてご紹介いただきました。
「シニアブログのすすめ!60歳から始めるブログの魅力とは?」https://www.osslicense.jp/senior60blog/
オンラインビジネスに携わって23年になるという香奈枝さんにご紹介いただけたことは、新人ブロガーの私にとって大きな喜びです。
また、大好きな漫画『傘寿まり子』(おざわゆき)のレビュー記事を読んでくださったテレビ局のディレクターさんからご連絡をいただきテレビ出演しました。
ブログを始めたことで、少しずつですが、思わぬ反響や励ましをいただき、人生にうれしい変化が次々と生まれています。
このブログでは、シニア初心者の私、Umekoが挑戦する″「お金」も「幸せ」も増やすブログ活動″を、現在進行形でお伝えさせていただきたいと思います。
パソコンを使って仕事はしているけれど、デジタルにはそんなに詳しくない。
そんな皆様の、ご参考になれば幸いです。
一緒に進んでいきましょう!
応援よろしくお願いします。
【資料・参考文献】
「令和3年 高年齢者雇用状況等報告」(厚生労働省、令和4年6月1日)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26246.html
「高年齢者の雇用に関する調査(企業調査)」(独立行政法人 労働政策研究・研修機構、2020年3月)
https://www.jil.go.jp/institute/research/2020/198.html
「50代・60代の働き方に関する調査 報告書」(公益財団法人ダイヤ高齢社会研究財団 2018年7月)
https://dia.or.jp/disperse/questionnaire/pdf/questionnaire_20180831_01.pdf?_fsi=jJK7uKpO
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